結局僕は「適応障害」だったのかそれとも「うつ病」だったのか?適応障害とうつ病の違いについて調べてみた。

こんにちは、わにてぃです。

僕はかつて付き合っていたメンヘラ彼女と職場が原因で、精神がぼろぼろになり、精神科に通っていました。

その時お医者さんから

「適応障害ですね」

と言われていたので、

「あぁそうか…これが適応障害ってやつなのか~」

ぐらいにしか思っていませんでした。

(いやでも、待てよ?もしかしたら、あの時の俺は適応障害じゃなくてうつ病だった可能性は無いか?)

最近ふと、そんな疑問が沸いてきました。

そんな以前の自分を振り返るべく、精神的にきつかった時期を思い出してみました。

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適応障害とうつ病の違い

そもそも「適応障害」という言葉自体にあまり馴染みが無い人が多いのではないでしょうか。

実際、僕もこの言葉を知ったのが精神的に辛くなり始めてからです。自分と同じ症状で苦しんでいる人がいないかネットで調べたことがきっかけで知りましたので。

それでは適応障害とうつ病の違いを見てみましょう。なお、僕は精神科の先生では無いので、あくまで自身の経験とネットの情報を元にしか書けませんが、両者の違いを調べてみました。

適応障害とは

以下のように定義されています。

適応障害(てきおうしょうがい、英: Adjustment disorder:AD)とは、はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害である。

引用:適応障害-Wikipedia

適応障害と診断される人は、非常に心に負担がかかっていて辛い状況にあります。まともな日常生活を送ることさえも困難になってしまう場合もあります。

さて、ここで重要になりそうなキーワードが「はっきりと確認できるストレス因子によって」「ストレス因子が除去されれば症状が消失する」の2つです。

簡潔に言うと精神的に辛い状況があったとして、何で辛いのか説明できる場合は適応障害なのですね。

そして、うまい具合にストレス原因から離れることができれば、徐々に辛い症状は和らいでいきます。ストレスから開放されてから半年もすれば、普段通りの生活に戻れるようになるようです。

しかし、原因が分かっていてもそれを解消することができずに慢性的にストレスがかかり続けると、ここからうつ病に発展する可能性が多いにあります。

うつ病との違いは…

うつ病も精神的に大きな苦痛を感じている状態です。

ただし、うつ病の場合は例えうつ病になったストレス因子から離れたとしても回復しない状態なのです。

うつ病は自然回復は難しく、薬を飲んでしっかりとした治療を受けないとなかなか症状が良くならないそうです。

これが適応障害との一番大きな違いだと言えます。

ただ、実際はうつ病と適応障害の判別って本当に難しいと思います。辛い状況にあることは変わりないし、症状もほとんど同じですからねぇ…

あの時の僕はやっぱり「適応障害」だったっぽいね

適応障害とうつ病の違いをしっかり見てみると、やっぱり僕は適応障害だったんだなって思います。

精神的苦痛の原因になっていたのはメンヘラ彼女職場であるとはっきり分かっていたし、そいつらから離れてからは薬に頼らなくても少しずつ気分が晴れていったので…

そして、職業訓練校という新しい環境で楽しく生活しているうちにいつの間にか元気を取り戻していました

(ちなみにストレス因子から離れてから回復するまでの期間はちょうど半年ぐらいでした)

でも、もしあの適応障害に苦しんでいる状況から逃げずに我慢していたら、それこそ間違いなくうつ病になっていたと思う。そうなれば薬に頼らざるを得なくなっていたかもしれないね。

あの時にメンヘラと会社から逃げる選択をしたのは間違いなく正解だった。「よくその判断をした!」と自分を褒めてあげたいし、あの時の自分には本当に感謝している。ありがとう俺!

まとめ

以前のような元気を取り戻せた僕が、過去の自分が適応障害だったのかうつ病だったのかを考えてみました。

適応障害もうつ病も症状は似ていて、滅茶苦茶つらいことに変わりはないけど、その後の回復に違いがあるようです。

適応障害はストレス因子から離れれば半年ぐらいで回復する。
うつ病はストレス因子から離れても自然には回復しない。

これが両者の大きな違いです。

だから、環境を変えることで薬に頼らずに回復できた僕は間違いなく適応障害だったと言えます。

ただ、あの辛い環境を我慢していたらうつ病になっていたかもしれません。そしたら、今の平穏な気持ちは無かったと思います。

本当にあの状況から逃げてよかった!逃げることで得られる幸せもあるのですね!

 
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