「うつ病は甘え」は真実です。適応障害になった僕だから分かること

「うつ病は甘え」

誰でも一度は聞いたことがある言葉であり、この言葉にはいつの時代でも賛否両論が飛び交っております。

うつ病は誰しもかかり得る病気です。

今は何もかもうまくいっている人でさえ、ふとした環境の変化が原因で一気に転落する可能性だってあります。

うつ病になってしまうのは人間として、正常な証です。

ですから、うつ病になること自体は甘えではありません。

お風呂に入った後に体を拭かずにエアコンの効いた部屋で寝たら次の日風邪を引くことと同じようなものです。

この状況で風邪を引くことに対して、

「軟弱な体なお前が悪い!」

という人はいませんよね。

それと同じで劣悪な環境で我慢し続けていたら、誰でも簡単にうつ病になってしまうのです。

ですから、

「うつ病になるのはお前が弱いからだ!」

という意見は筋が通るものではなく、間違いです。

しかし、今の僕なら分かります。

それでも、
「うつ病は甘え」

は真実なのです。

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「うつ病は甘え」の本当の意味

まず、安心して頂きたいのは、前述の通り、うつ病になること自体は甘えでもなんでもありません。

体が濡れた状態で寝ると翌朝風邪を引くが如く、劣悪な環境にいるとうつ病になるのは人間として当然の反応なのです。

では、一体うつ病の何が甘えなのでしょうか。

うつ病になってしまう劣悪な環境にいつまでも身を置いていること自体が甘え

それは、
「うつ病になるような劣悪な環境にいつまでも身を置いている」

ことが甘えなのです。

体が濡れた状態で寝たら、風邪を引きました。

まぁ、体が冷えた状態で寝たらそりゃあ風邪を引くのも仕方がない。

とそう思えます。

ですが、そもそもまず最初に体を温めて風邪を予防するべきですよね。

それと同じで、うつ病になる前に、劣悪な環境から身を引くことが何よりも大事なのです。

そして、その行動を放棄したらいつかうつ病になるのは必然です。

うつ病になる前に回避する行動を取らないことが甘えなんですね。

自分を大切にするということを放棄する甘え

そして、
「自分を大切にするということを放棄する甘え」

でもあります。

うつ病というのは、日常的な環境や生活において、休む間も無くストレスにさらされ続けることが主な原因で発症する病気です。

それは職場の人間関係かもしれませんし、恋人や家族の関係かもしれません。

あるいは、その両方…

もちろん、発症の原因は人によって様々です。

ですが、ひとえに言えるのはうつ病になってしまうのは、

「自分が嫌だと感じている状況を耐えている」

からです。

これはつまり

「自分の負の感情を無理やり押さえ込んで我慢している」

言い換えれば
「自分(の気持ち)を大切にするということを放棄している」

ということなのです。

これが、うつ病になってしまう大きな要因なのです。

もちろん、人は誰しもある程度は何かしら我慢しないといけません。

特に社会人ともなれば自分の仕事に責任もあるため、多少は割り切る必要もあります。

しかし、それでも限界を超えて我慢することは甘えな行動であり、避けるべきなのです。

他人や環境に流されて生きていることが甘え

また、他のうつ病になってしまう要因として、

「他人や環境に流されて生きている」

ということが挙げられます。

なんとなく勉強して、なんとなく仕事をして、なんとなく生活をしている…

もちろん、それでも人生うまくいくことは多いです。

穏やかな人たちに囲まれ、それなりに仕事もできる環境にいればそれだけで人生幸せに過ごせます。

ただ、うまくいっている間は全く問題が無いのですが、環境の変化が起こったときに対応できなくなってしまうかもしれません。

なぜなら、周りに流されて生きることが癖になっていると、いざ自分がつらい状況になったときに逃げ方が分からなくなってしまうからです。

ただ、なんとなくうまくいっている人はある意味では自分の力でその環境を手にいれたわけではありません。

運が良かっただけなのです。

そのため、環境が悪化したときにどのように対応すればいいか分からないので、我慢してしまいうつ病になってしまうのです。

プライドを捨てられないのが甘え

うつ病になる大きな原因が

「何で俺がこんな目に会わなければいけないんだ」

と、プライドを捨てきれないことです。

何かつらいことがあっても自分の責任だと感じることができません。

もちろん、周りの環境の影響によってうつ病になってしまうので、そういう意味では自分のせいではありません。

しかし、その環境を選んでいるのは自分自身なのです。

本質的な意味では、責任は自分にあります。

しかし、プライドが高いとそのことを認めることができません。

そして、何もできない無力感でうつ病になってしまいます。

プライドを捨てられないという甘えの結果が適応障害やうつ病なのです。

自分を守れるのは結局は自分自身

うつ病にならないためにも、

「自分を守れるのは自分だけ」

ということを肝に銘じておかなければいけません。

もし、つらい状況にあっても誰も気づいてはくれませんし、助けてもくれません。

もちろん、心配してくれたり励ましてくれりはするでしょうが根本的な解決は他人にはできないのです。

ですから、

・勇気を持って恋人と別れる
・資格の勉強などをして転職に備える
・副収入を作って心の余裕を作る
・実際に転職活動をする

など、少しでも現状が良くなる道を自ら選んでいかないといけないのです。

つまり、いま劣悪な環境にいることを自分が選択していると自覚しなければならないのです。

もう一度言いますが自分を守れるのは自分だけです。

うつ病は予兆に気づけない

ただ、うつ病というのは非常に厄介なもので、ほとんどの場合が予兆に気づけません。

風邪を引く予兆ってなんとなく誰でもわかるものです。

それは、きっと誰しも一度は風邪を引いている経験を持っているし、テレビでも風邪を引かないためのポイントなんかを説明してくれるから。

でも、うつ病の予兆ってほとんどの人には分からないんです。

なぜなら、今まで普通に平和に過ごしてきた人にはうつ病の経験が無く、そもそも予防するという概念が無いから。

なんとなく不安な日々が続いたり、疲れる時間が増えたり、集中できなくなってきても、異変だとは思えにくいものなんのです。

普段から自分に無理をさせないようにしたいものです。

それがうつ病を予防する唯一の方法です。

まとめ

うつ病は甘えです。

これはうつ病になることそのものを甘えと言っているわけではありません。

うつ病になってしまう要因をそのままにしておくことが甘えなのです。

もっともっと自分を大切にしてください。

それがうつ病から身を守るために一番大事なことなのです。

 
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