うつ病や適応障害の原因と解消は人間関係がすべて

僕はかつてメンヘラ彼女と居心地の悪い職場の二重苦で適応障害になってしまったことがあります。

この時は、

「もう本当に何もできない」
「何もする気が起きない」

という状態でした。

仕事をするのも彼女の相手をするのも苦痛で苦痛で仕方がなかったのです。

そんな生活をいつまでも続けられるはずもなく、最終的には彼女とは別れ、会社も退職することになりました。

ただその後は、適応障害の原因となった彼女と会社から離れたことでかなり楽になりましたね。

そして、家族の支えや失業仲間との交流があり、今では別の会社で今まで通り元気に働くことができています。

で、振り返ってみて分かった。

うつ病や適応障害になる原因もそれを治すのもつまるところ人間関係なんだなぁって…

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クソな人間関係が原因で精神を病んだ

前述通り僕が適応障害となってしまったのは、彼女と会社が原因です。

  • メンヘラ彼女とどう接すればいいのか分からなくなり、自分の言いたいことが言えず窮屈だった
  • 部署の空気が重く、発言しにくい環境で窮屈だった

この2つが僕が適応障害になってしまった原因です。

人は誰しも自分の意見を言えないと病んでしまうものです。

そして、その環境を作り出しているのはその場にいる人間たちです。

うつ病や適応障害になってしまう原因は人によって異なるとは思いますが、その根幹を見てみると必ず人間が関わっています。

一緒にいるのも嫌なぐらいな人たちと一緒に居続けるとどうしても精神を病んでしまうものなんです。

素晴らしい人間関係のおかげで解消した

メンヘラ彼女やクソ上司といったクソな人間関係の影響で僕は精神が崩壊しました。

反対に僕が元気になってきたのも人間関係のおかげです。

人は良好な人間関係によって元気を取り戻せるのです。

家族や友人

・家でぐうたらしていても何も言わないで普段通り接してくれる家族

まずはこの家族の存在に大きく救われました。

会社を休職している間や退職してからしばらくは本当に何もできずに

食べて寝て食べて寝てYoutube見て食べて・・・

という生活を送っていました。

その状況でも特に否定もせずにいつも通りに接してくれる家族たちのおかげでかなり心が楽になったものです。

さらには

・休職していたり無職だからと変に気を使わずにいつも通りの絡みをしてくれる友人

彼らにもかなり救われましたね。

仕事をしていないからと言って、軽蔑してくる友人たちは一人もおらずに、むしろいじってくる程です。

まぁ、多少は傷つく発言もされたちはしましたが(笑)

ただ、気兼ねなくいつも通りの雰囲気で接してくれるおかげで、僕もいつも通りに言いたいことが言えました。

自分の意見を思い通りに言える。それだけで人は心地よさを感じるものなんです。

自分の存在を認められる気持ちになれますから。

失業仲間

無職期間を経て、僕は「職業訓練校」と呼ばれる失業中の人が再就職するために技術を学ぶ学校に通うことを決めました。

ちなみに僕は「溶接」学科を選びました。

お面を被ってバチバチ音を鳴らしながら鉄なんかをくっつけるあれですね。

さぁ、この職業訓練校ですが、僕と同じく仕事を辞めて職を持っていない人が集まっています。

この新しい失業仲間との交流が僕の中で本当に大きな存在でした。

家族や友人はいつも通りに優しく接してくれはするのですが、みんな仕事をちゃんとやっているので、どこか心の中で劣等感があったんですよね。

しかし、職業訓練校の仲間たちは正真正銘、自分と同じ境遇の人たちの集まりなので、無駄な劣等感を持つ必要がありませんでした。

そして、彼らと「溶接」という初めての勉強を一緒にしていく中で仲も良くなっていきました。

お互いに悩み相談をし合い、励まし合う

いつの間にかそんな環境に僕は身を置いていました。

今までなんとなく感じていた孤独感も解消されていき、気付いたらかなり元気を取り戻していました。

訓練の期間は6ヵ月ですが、この時点で適応障害はほとんど治っていたと思います。

新しい職場の同僚

職業訓練校で学んだことを生かし、僕は無事に溶接関連の職場に就くことができました。

当初一番心配していたのが、新しい職場に馴染むことができるかということでした。

なにせ前の職場でのトラウマがまだ残っていましたから。

しかし、その心配は杞憂でした。

新しい職場(現在の職場)はみんな優しく、また僕自身、尊敬できる人ばかりでとても良い環境です。

会社の雰囲気もとても良く、毎日元気に働けております。

もはやかつて適応障害になってしまったことも忘れてしまったほどです。

僕は完全復活しました!

うつ病や適応障害から脱するには今の環境から脱するしかない

僕は適応障害の原因となったメンヘラ彼女と前職から離れ、新しい良好な環境に身を置くことで適応障害を克服することができました。

自分一人の力で環境そのものを変えることはできない。しかし、自分の属する環境は変えることができる。

これが僕が至った結論です。

人は他人を変えることはできません。ましてや複数の人で作り上げられている環境を変えることなど尚更のことです。

自分と合わない環境に身を置いているとしたら、あなた自身がその環境に順応するしかありません。

ただ、そこで順応できればいいのですが、自分が頑張って周りに合わせようとして無理が生じると僕のように適応障害になってしまいます。

でも、自身が属する環境を変えることはできます。

職場が合わなければ転職するのも有りだと思います。

ただ。口では簡単に言えるんですが、実際に属する環境を変えるのはかなり大変なことですよね…

それでも、今苦痛だと感じている環境に居続けるのは自分のためになりません。

勇気を持って、今の環境を飛び出してみてはいかがでしょうか。

まとめ

うつ病や適応障害になってしまう原因はつまるところ人間関係です。

同時にうつ病や適応障害を治してくれるのもまた人間関係です。

自分の意見が言えないような窮屈な環境だと自分を押し殺さざるを得ないので、精神が病んでしまいます。

自分にとって心地の良いところ、尊敬できる人たちに囲まれ言いたいことが言えるような環境に身を置きたいものですね。

 
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