うつ病や適応障害で休職に入る手順。筆者の例をご紹介

僕は前の会社(IT関連)に勤めていたとき会社内での環境変化が原因で適応障害を発症し休職に入りました。今回は実際にどのような流れで休職に入ったのかということを記事にしました。

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慣れた部署からの異動

僕は部署異動で職場の環境が変わったことがきっかけで適応障害を患いました。(メンヘラ彼女と付き合っていたのも大きな原因のひとつですが、この記事では割愛します)

異動前は仕事が楽しかった

異動する前は職場環境がとても良く、毎日の仕事に充実感を感じていました。自分の勤務に誇りを持っていました。

しかし、異動になるとそれが一変。環境も仕事内容もがらっと変わってしまいました。

上司が固い人で人のミスを許さず、裏で人の悪口を言うようなクソな人間でした。

そんな上司が作り出した言いたいことが言えない雰囲気の部署で、職場がとても窮屈に感じるようなったのです。

やる気が失せ、会社に行くのが苦痛になってくる

環境が変わり僕は仕事のやる気を一気に無くしてしまいました。

それまでは、積極的に自分から上司に意見を言っていたり自分で新しいことを考えたりと非常にやる気に溢れていました。

そんな僕の仕事っぷりは見る影も無くなりましたね。

自分で仕事を工夫することを放棄して、言われたことだけやる受け身な仕事の仕方になっていました。

もちろん、そんな仕事にやりがいを感じられるはずもなくつまらないとしか思えないかったです。

窮屈な環境
つまらない仕事

僕は日に日に心が病んできて、会社に行くのが苦痛になっていました。

そして、その影響はついに身体にまで現れるようになりました。

まともに仕事ができなくなる

部署が変わってから3ヶ月ほど経ったころでしょうか、会社のことを考えただけで吐くようにまでなっていました。

もちろん、食事も喉を通りません。ゼリーを無理矢理胃に押し込んでいました。

出社前や昼休み明けに毎日のようにトイレで吐いていました。

もちろん、仕事なんてまともにできる状況ではありません。思考力も低下し、簡単な仕事も当時の僕には困難な状況だったのです。

さらに何度も欠勤を繰り返していました。

そして休職することを決意

僕はもう限界でした。

会社を休職したい…

毎日考えるようになっていました。

この頃は休職するための方法をひたすら調べていました。そして、僕は休職することを決意しました。

上司に相談した

上司も僕の様子がおかしいことに気付いてくれていたようです。

「体調大丈夫?」

と声をかけてくれました。

(お前が原因だよ…)

と思っていましたが、体調を気遣ってくれたのは上司の唯一のファインプレーでした。

僕は思わず

「…ちょっと相談させてください」

そう返事をしました。

そして

・自分の体調がここ最近おかしいこと
・仕事がまともにできないこと
・会社を休職したいこと

すべてを話しました。

このときの上司は僕を責めることなく、承諾してくれました。

心療内科にかかりにいった

休職の手続きのためには心療内科の診断書が必要です。そして心療内科にかかるためには予約しないといけません。

ネットで即日診断してくれる病院を探した

有名な診療内科は既に予約でいっぱいでした。中には2ヶ月,3ヶ月先まで埋まっているという病院もありましたね。

しかし、もちろんそんなに待つことなんてできません。

僕はとにかく手当たり次第に診療内科に電話しました。

すると、予約無しで即日診断してくれる病院が見つかりました。本当に良かった。結果的に僕はその病院に救われました。

診断結果は適応障害

そして、診療内科の先生に自分の症状を洗いざらい話しました。

先生は、頭がうまく回らずたどたどしい僕の話を優しく聞いてくれました。

この先生で本当に良かったです。

診断結果は『適応障害』でした。

このとき、診断書を貰えてすごくホッとしたのを鮮明に覚えています。診断書はその場で即書いて貰えました。

この段階ではとりあえず来月いっぱいまでの休職をしてください。とのことでした(その後、3ヶ月間に引き延ばしてもらってます)。

診断書を貰った帰り道は久しぶりに心が楽になってました。

会社へ連絡

そして診断書を貰った次の日、会社に休職の連絡をしました。

電話で連絡した

本来ならば業務の引き継ぎやあいさつのために会社に行くべきだと思います。しかし、もはや僕は会社に行く余裕がなかったです。

上司に電話し、

・病院に行ったこと
・適応障害と診断され、診断書を貰ったこと
・会社に行けないので、即休みに入りたいこと

を伝えました。僕のわがままを快く承諾してくれました。

診断書は郵送で会社に送りました。

長い長い休みが始まった

無事僕は休職に入ることができました。あいさつも無しに突然消えたので、会社の同僚はかなり驚いたと思います。

また、引き継ぎをしないで休みに入ってしまった罪悪感がありました。

しかし、当時の僕には仕方なかったと思います。それほどまでに精神が普通じゃなかったんですよ。

まとめ

僕が休職に入った流れをご紹介しました。

体調悪化

休職する決意

上司に相談

診療内科にかかる

電話連絡

この流れで僕は休職に入りました。

責任感が強い人だと、自分で休職する決心がつかないと思います。

しかし、仕事を続けるのが無理だと感じるようになったら休職するのも有りだと思います。

誰かに調子が悪いことに気付いて貰ってからでは遅いです。

仕事を我慢して続けることも素晴らしいことですが、つらいと感じたら自ら休職する意志を持つことも大事だと思います。

僕は、あの時自分で休職することを決心して本当に良かったと思っています。結果的に楽になれました。

少しでも仕事で苦しんでいる人への参考になると嬉しいです。

つらかったら無理しないでくださいね!

 
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