会社に期待しない生き方のすすめ


「うちの会社は全然従業員のことを考えていない」
「今の会社では大した仕事もできず成長できない」
「とにかくクソみたいな人間しかいない」

そんな風に会社に対して不満を募らせている方も多いのではないでしょうか?

まぁこの記事を書いている筆者もその一人なんですけどね。

こんなマイナスな感情を持ちながら毎日働き続けるのもしんどいものです。

ですが実はこの不満、簡単に解消できる方法があります。

それが、”会社に期待しないようにする”ということです。

つまり、

「会社なんてこんなもんだよね」
「理想通りの会社なんてありはしないよね」

という考え方をしながら勤務してみましょうということです。

会社に不満が生まれてしまうのは会社に期待しているということの裏返しです。

会社に何かと期待しているからこそ、それが叶えられなかったときにがっかりしてしまうわけです。

それなら、最初から会社にはあまり期待せずにいたほうが精神衛生上よろしいんですな。

それに会社に期待しすぎると、危険なこともありますから。

この記事ではそんな、会社に期待することの危険性と会社に期待しない生き方のメリットをご紹介したいと思います。

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会社に期待することの危険性

まずは会社に期待してしまうことの危険性を見ていきましょう。

いざというときの逃げ場が無くなる

まず第一に、いざというときの逃げ場が無くなるということです。

会社に対して過度に期待を持ってしまうと、自分の進退を会社に任せてしまうことになります。

自分の人生を会社に丸投げしている状態になりますので、会社の業績が悪化して待遇が悪くなったり、最悪倒産してしまったときに行き場が無くなってしまうのです。

もちろん、会社に忠誠心を持ち、ひとつの会社に長く務めるということは素晴らしいことです。

素晴らしいことですが、実はそこで培ったスキルはその会社でしか役に立たないものである可能性があります。

いざ今の会社にいられなくなってしまったときに困ってしまう可能性があります。

人生の視野が狭くなる

会社に期待している状態というのは、言い換えれば

「何かあっても会社がなんとかしてくれる」
「自分の人生は会社が面倒見てくれる」

と思っているような状態です。

半分会社に依存してしまっています。

自分の人生が会社中心に回ってしまう恐れがあるのです。

そうなると、自ずと人生の視野が狭くなってきます。

本当はみんなそれぞれ、転職や副業、独立などの多くの可能性を持っているのに、それに気づかずに狭いひとつの会社で生きる考え方になってしまうんですね。

主体的に生きることが難しくなる

そして結果として、自分の人生の舵を会社に取られているような状態になってしまうため、主体的に生きることが難しくなってしまうんです。

自分の人生なのに会社に支配されているようなそんな感覚です。

それでは毎日を楽しく過ごすことも難しくなってしまいます。

もちろん、誰かの言う通りに生活するのが楽で好きな人もいると思います。

それは決して悪いことではありません。

ですが、やはり会社に頼りっきりというのは健全とは言い難いですね。

会社に期待しないことのメリット

このように会社に期待しずきるとろくなことがありません。

それでは逆に、会社に期待しないことによるメリットも見ていきましょう。

自分自身の人生を真剣に考えられる

まずは自分自身の人生を真剣に考えられるようになるということです。

会社に期待しないことで自立した考え方ができるようになるんですね。


「いつ会社が駄目になるか分からない」
「いざという時にいつでも転職できるように今のうちから勉強しておこう」
「会社以外からも収入を得られるように副業や投資をしてみよう」

とかね。

普段からこのような考え方が習慣づいていると、何かあったときに落ち着いて対処できるようになりますよ。

上司や同僚と程よい距離感の関係でいられる

また会社に期待しないことで、一緒に働いている上司や同僚と程よい距離感をキープできるようになります。

なぜなら、上司や同僚に対しても期待することが減るからです。

「あいつは全然仕事しない」
「いつと自分ばっかりきつい仕事をしている」
「クソ上司のせいで居心地が悪くなっている」

よくある人間関係の不満です。

これらも根本的な原因は会社の人間に期待を寄せてしまっていることです。

「もっとしっかり働いてほしい」
「社会人としてちゃんとした言動をしてほしい」

みたいなね。

会社の存在がどうでもよくなると、一緒に働いている人への期待も薄れるんですよ。

そうすると、自ずと不満も減るので心が穏やかになります。

結果的に他人に寛容になるので、むしろ人間関係が良好になったりすることもあるんですね。

心が軽くなる

そして何より会社に期待しないことで心がとても軽やかになるんですよ。

「あくまで会社とは雇用関係で結ばれているだけ」
「必要以上に会社に身を守ってもらおうとするのは危険なことだ」

と考えることができるだけで、不思議なぐらいに会社への不満も消え去ります。

あくまで会社は給与を貰うために働いているだけです。

適度な休みがあって、給料が貰えていればそれでいいんですよ。

それ以上の望みや自己実現は別の方法で勝ち取りましょう。

まとめ

世の中には会社に対して不満を持ちながら働き続けている人がたくさんいます。

ですが、そんな負の感情をず~っと抱え込んでいるのもしんどいものです。

会社に不満を持ってしまうのは、会社に対して期待しているためです。

本来、会社と社員は雇用契約で結ばれているだけの対等な関係です。

雇用契約書通りの給料と休日が貰えているならば、それ以上の期待をしないようにしましょう。

期待しないというのは冷たいことのように聞こえるかもしれません。

ですが、大人としてひとつの組織に依存するのではなく、広い視野を持って自分の人生を謳歌するためには必要なことなのです。

そしていざというときに今の会社に頼らなくても、生きていける術を身につけることで心も穏やかになります。

そんな素敵な大人になれれば、今より素晴らしい人生になると思いますよ。

 
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