「自分はメンタルが弱い」と公言する人ほど優秀で周囲の信頼が厚い

世の中にはメンタルの弱い人、強い人がいます。

そして、人それぞれがなんとなく自分のメンタルの強弱を理解しているのではないでしょうか?

「俺はメンタル強いぜ!」
「私はメンタル弱いほうなんだよね…」

といった具合に。

一見メンタルは強ければ強い方が良いように思えます。

たしかに何事にも動じぬ心があった方が世の中生きやすいかもしれません。

しかしどちらかというとメンタルが弱いという自覚がある人の方が、実は優秀であることが多いのです。

この記事では、そんなお話をしていきたいと思います。

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メンタルが弱い自覚がある人が優秀な理由

人生経験が豊富で視野が広い

自分が弱い人間であると自覚している人は、それ相応のつらい経験をしてきています。

挫折するほどの経験を持っているがゆえに

「人間一人じゃあ何もできないんだな…」
「俺はそんなに大した人間じゃない」
「自分なんて強い人間じゃない」

という自覚を持つようになるんですね。

また、それほどのつらい経験をしてきているため人生経験も豊富であることが多い。

だから何か困ったことがあったときに、どう対応するべきかという判断が適切に下せるのです。

メンタルが弱い自覚がある人ほど人に優しい

メンタルの弱さに自覚がある人は、”人はそんなに強い生き物じゃない”ということを根本的に理解しています。

大きな挫折経験も無く、順調に人生を歩んでいる人は

「みんな俺みたいに強くなれよ」
「なんでできないんだ?」

と、周りの人間にも厳しい目線を送ってしまうものです。

これメンタル強者はよく勘違いしがちなんですけど、まじで人間って弱い生き物ですよ。

それを分かっているメンタルが弱い人は、人一倍他人思いなんですよ。

そして人の思いが分かるメンタル弱者はコミュニケーション能力も高く優秀なんです。

その分、魅力的にも見えますし、周りに人も集まってくるんですよね。

人の気持ちに寄り添えるため、みんなに頼りにされ信頼も厚い人が多いです。

メンタルが弱いと認めることができる強さを持っている。

また、

「俺はメンタルが弱い」

と周りにも公言している人は、別の視点から見ると強い人です。

なぜなら、自分自身の弱さを認める強さを持っていると言えるからです。

そこには無駄なプライドの高さもありません。

人間というのはどうしても自分を強く見せたくなってしまうもの。

だからこそ高級ブランドに身を包んだり、自分の輝かしい功績を誰かに自慢するのです。

そういったことをせずに自ら自分の弱さをさらけ出すことができるのはすごいことですよね。

また自分自身を客観的に判断できる能力を持っています。

このような点から見ても、メンタルが弱いと公言している人は優秀なのです。

自分の心の許容度を把握できている

そしてメンタル弱者は自分の心の許容度を把握できています。

つまり、

  • どこまでの環境ならば自分は耐えられるのか
  • どういう人と付き合うと潰れてしまうのか
  • 何をしているときが楽しく、何をしているときがつらいのか

といった自分のことをちゃんと分かっているんですよ。

だからこそ、何か身に危険が及ぼしそうになったら

「このままだとやばいな」
「早めに手を打っておかないとまずいことになる」

と考えることができるんです。

つまりメンタルが弱い自覚がある人ほど、状況に応じて柔軟に動けるということです。

無駄に我慢することがいかに生産性が悪いかということも理解しています。

これは身を守ると同時に組織を守る力にもなりますから、そういう点でも優秀ですね。

また、どうしようもない状況になったら潰れる前に逃げることも視野に入れています。

我慢をするのが大切なのではなく、我慢をしない環境にいることこそが自分の力を最大限発揮できることも分かっています。

人に感謝し、人を頼ることができる

メンタルが弱い人は人間という生き物の弱さをよ~く理解しています。

そして自分一人でできることの限界も知っています。

だから決して傲慢になることはありません。

何かうまくいったことがあっても

「周りの人のおかげだなぁ」
「良い人たちに恵まれたなぁ」

と周りの人への謙虚な気持ちと感謝の気持ちを忘れることはありません。

そしてしっかりと周りの人を頼ることもできるのです。

仕事に限らず、なんでもそうなんですが、何かを遂行するときにチームで動くことは非常に大切です。

それを理解し、適切に周りのサポートを受けられる人は本当に優秀だと言えます。

まとめ

自分のことをメンタルが弱いと公言している人ほど、実は優秀で周囲からの信頼も暑かったりします。

それは、自分が潰れてしまいそうなぐらいつらい経験をしてきているためです。

また自分の弱さを自分で理解しているということ、自分は弱いと認めることができる強さを持っている点も魅力的だと言えます。

このような魅力的なメンタル弱者には人も集まってきますし、高い評価を得ていることが多いです。

そして、本当の意味でメンタルが強い人というのは、クソみたいな環境を我慢するのではなく、我慢しなくても良い居心地の良い環境に見を置くための変化を恐れない人です。

そういう柔軟な変化に対応できるのが、メンタルの強い人なんですね〜

僕もそういう人間になりたいものです。

 
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