自分がメンヘラであるという自覚がある人は世の中に多くいます。
そして自分のメンヘラ的な行動で周りの人たちに迷惑をかけてしまっていると感じている人もおり、そんな自分が嫌で、メンヘラを治したい、メンヘラをやめたいと思っている人もたくさんいます。
たしかに人にはメンタルの弱い強いはあります。
しかし、少なくともメンヘラの自覚がありそれを改善したいと思うあなたはとても立派です!
なかなか自分を変えるのは難しいことではあります。
では、どのようにすればメンヘラをやめられるのでしょうか。
目次
メンヘラをやめたい理由
メンヘラをやめたいと思う理由はいろいろあると思いますが、以下のような気持ちを持っているからでしょう。
人生がつらいから
まずは人生がつらいからです。
メンヘラだと何かと人生をつらく感じがちです。
何事もネガティブに捕らえてしまい、大したことは起こってないのに自分が不幸だと思ってしまいます。
そして、周囲にも迷惑をかけてしまっていると感じてしまったり、自分の存在意義が分からなくなったりと、自分で自分を責めてしまい、いろいろつらいのです。
メンヘラ自身もその自覚があり、そんな人生を変えたくてメンヘラをやめたいと思うんですね。
精神的に自立したいから
メンヘラだと周囲の人間に依存し、頼りっぱなしになることが多いです。
しかし、いつまでもそうしてるわけにはいきません。
自分もひとりの人間としての自立を望み、メンヘラを卒業したいと思うのです。
メンヘラをやめる方法
基本的にメンヘラをやめるというのは非常に難しいことです。
なぜなら、メンヘラをやめるには自分の性格や考え方を根本から変える必要があるからです。
基本的にメンヘラの人は不安になりやすい性格をしています。
それは幼少期からの成長過程で身に付いたものであったり、理不尽な失恋などの過去のトラウマか原因だったりします。
これらは簡単に変えたり取り除いたりすることができるものではありません。
でも大丈夫!無理に自分を変えたり、過去のトラウマを払拭しようとする必要はありません。
そんなことをせずとも、日々の生活でちょっとした心がけをするだけでメンヘラ体質を改善させていくことができます。
何か熱中できるものを見つける
メンヘラ的な思考になってしまう原因の1つは、何もしない暇な時間が有り余っていることです。
もちろん、誰しもある程度は暇な時間が必要です。
常に忙しくて何も考える余裕がないというのは健全とはいえないですからね。
しかし、その逆に暇が多すぎるといのうもあまり良くなくて、何もすることが無いとネガティブな気持ちになってしまいがちなのです。
何か自分にとって熱中できるもの、好きなものが見つかれば、無駄な暇時間も減りますし、何もしていない時間にもそれらのことを考えることができます。
熱中しているものや好きなもののことを考えている間は気分も上がりますし元気にもなりますよね。
何か熱中できるものを見つけることで、マイナスなことを考えてしまう時間を減らしていくこともメンヘラを改善するひとつの手段ですよ。
自分一人だけで何かを達成する
メンヘラ思考になってしまう一番の要因が自分に自信が無いことです。
自信がないからこそ、他者に頼りきりになってしまい依存しがちになる。
他人というのはいつでも自分の味方をしてくれるわけではありません。
そのため、他人に依存していると常に
「いつ裏切られるか分からない」
という恐怖、不安感に包まれてしまいます。
しかし、自分に自信があれば、他者に依存することも無くなるので、無駄な不安を感じることもなく日常を送ることができます。
ですから、メンヘラから脱するためには自信をつけることが必要不可欠なのです。
そして、自信をつける一番の方法が
「自分一人だけで何かを達成すること」
なのです。
なんでも良いのですが、とにかく誰の手も借りることなく何かを達成することです。
できれば目に見える実績として残るものがおすすめですよ。
例えば、マラソン大会に出場して完走するとかです。
一人で練習をこなして、一人で準備をして、一人でエントリーして、一人で出場、一人で完走し、そして一人で喜びを噛み締めるのです。
もちろん、その模様をFacebookやインスタで投稿するのも有りですよ!
一人でやりつつそれを誰かに見てもらうのも大事ですからね。
さぁ、そうして何かを一人でやり遂げるとなんとも言えない達成感と自尊心に包まれます。
「私って、俺って誰の手も借りずにこんなに頑張れるんだ!」
ということに気付けるんです。
そして、これが大きな自信に繋がり、どんどん自分を好きになれます。
すると、他者への依存度がぐっと下がるんですね。
そして一人でいる不安感も減り、穏やかな心で日々を過ごせるようになります。
何かを一人で達成することは脱メンヘラに非常に有効ですよ。
前述の熱中できるものが一人でできるなら、それと合わせると非常に効果的です。
依存できるものを増やす
「依存するのは良くないこと」
と思うかもしれません。
しかし、人は絶対に何かしら依存して生きています。
別にメンヘラに限った話ではありません。
例えばゲームにはまっている人はゲームに依存しているとも取れるし、Youtubeを毎日見てる人はYoutubeに依存しているとも言えます。
テニス、釣り、ゴルフにはまっている人はテニス、釣り、ゴルフに依存していると言えなくもありません。
子供なんかは絶対的に親に依存しています。
誰もが多かれ少なかれ何かに依存して生きているものなのです。
では、メンヘラが何ゆえ恋人に強く依存してしまうのか。
それは他に依存できるものが無いからです。
依存できるものが他に無いと
「この人がいなくなったら私はもうだめだ…」
「これが無くなったら俺はもう生きていけない…」
という思想になってしまうのです。
しかし、頼れるものが増えると
「いざとなったら友達がいる!」
「他にも楽しいこと探せばいいや!」
という考え方になり、不安感が減ります。
ですから、彼氏や彼女以外にも頼れる人を日ごろから持っていることも大切です。
もちろんこれは浮気しろと言っているわけではありません。
しかし、彼氏や彼女だけに頼りきるのは精神衛生上にもよくありません。
普段から家族や信頼できる友人とコンタクトを取っておいたり、自分の好きなことを大事にしておきましょう。
決して依存することが悪いわけではなく、依存先が少ないことがメンヘラ思考になってしまう原因の1つなんですね。
生活習慣を整える
どうしてもメンタルが病んでくると、不規則な生活になってしまいます。
不安で夜に眠れなかったり、気分を和らげるために暴飲暴食してしまったり。
これは正直、仕方ないことです。
しかし、その状況であえて健康的な生活を心がけるようにしてみるのです。
日中は外で散歩するようにしたり、体に良いものを食べるようにしたり、夜は眠れなくてもとりあえず早く布団に入ったり。
2,3日で効果が出ることはありませんが、健康的な生活をしていると徐々に心も元気になってきます。
「健康的な生活ができている自分素敵!」
という考え方もできるようになり、これも自信に繋がるのです。
メンヘラであるからこそ可能な限り規則正しい生活をしてみましょう。
体を鍛える
これは生活習慣を整えることの補助的な効果になるのですが、体を鍛え、体を絞ることもメンヘラ改善に効果があります。
体を鍛えるために筋トレをしたり、ランニングをしたりすると、気分がとても良くなります。
それだけでメンタル向上になるのですが、それに加えて体が絞れてくると更に自信がついてきます。
誰しも毎日、歯磨きするときやお風呂に入るときに鏡を見ると思います。
日々、シェイプアップされる顔や体を見るととてもに楽しくなってくるんですね。
これも一人で達成することの喜びの1つでもあるのですが、
「自分もやればできるんだな!」
と思えて、自信がついてもっと自分を好きになれますよ。
体を鍛えることもメンヘラをやめるために効果的です。
一番大切なのは今の自分を認めてあげること
メンヘラを改善させたいと思うことは素晴らしいことです。
ただし、度を過ぎると今の自分を否定することに繋がります。
結局、自分で自分を苦しめることになってしまうんですね。
ですから、決して今の自分を否定せずに受け入れてあげることです。
その上でちょっとした改善活動をしていきましょう。
改善の方法を書いておいてなんですが、誰がなんと言おうが、今のあなたは今のあなたで十分魅力的なんですよ。
ですから、「今の自分を自分自身が認めてあげること」
自分を一番大切にできるのは自分だけです。自分で自分を大切にしましょう。
それがあなたの人生で何よりも大事なことです。
まとめ
メンヘラの自覚があり、メンヘラをやめたいと思っている人は多くいるようです。
メンヘラになってしまう原因は幼少期からの成長過程や過去のトラウマなどにあるので、なかなかそれを払拭するのは難しいものです。
ですが、日々のちょっとした心がけで少しずつ今の生活を改善していくと、自信がつき始め、徐々に自分のことが好きになっていきます。
メンヘラ改善に一番必要なのは自信と自尊心です。
あなたは今のままでも十分魅力がある人なので、無理をする必要はありませんよ。
ちょっとずつできることから始めていきましょう。