世の中にはいつも情緒不安定な、いわゆる“メンヘラ”と呼ばれる人たちが一定数います。
メンヘラさんは自分の感情を抑制することが苦手で、自分の感情をそのまま周りにぶつけてしまいがちです。
ですから、会社の同僚や友達、恋人、家族など普段の生活で近くにメンヘラがいると非常に疲れるし、対応に困ることが多いわけです。
こういったメンヘラは男女問わず一定数いるわけなのですが、比率的にはやはり女性に多いのかな?と感じます。
「すべての女性はメンヘラである」
というパワーワードをどこかで耳にしたことがある方もいると思います。
「女は全員メンヘラ!」と断言するのは少し言い過ぎですが、たしかにどんな女性にも多少はメンヘラ要素があるようにも感じます。
では、なぜ男性よりも女性の方がメンヘラになりやすい傾向にあるのでしょうか。
その理由を見ていきましょう。
目次
女性がメンヘラと言われる理由
感性が豊かだから
男は論理的思考に優れ、女は感情表現に優れている。
と言われます。
男は物事を論理的に考えることができ、感情を抑制することが割と得意なのです。
一方で女性には何か嫌なことがあったとき、すぐにそれを表に出してしまいがちな方が多いです。
つまり女性は男性と比べると感情表現が激しく、怒りっぽい、涙もろいなど、感情をコントロールできないことがあるんですね。
それで周りに迷惑をかけてしまうことがあるのです。
その行動がメンヘラっぽいと思われてしまう理由の1つなんですね。
反対に嬉しいことがあったときに素直に喜びを表現できるのも女性の良いところだと思います。
ただし、これはあくまで傾向のお話です。
すべての女性がそうではありませんよ。
感情をしっかりとコントロールできる女性もたくさんいますし、逆に感情的な男性も世の中たくさんいます。
女性は守られたい生き物だから
また、女性には誰かに守られたいという本能があります。
守られたいからこそ男性に甘えてしまう。
もちろ人に甘えることは決して悪いことではありません!
むしろ甘えられると男たちは、頼られてる感じがしてとても嬉しいものですから。
ただし度を越して男に頼りっぱなしになってしまうと、重く感じてしまうことがあります。
甘え続けられる状態が続くと意外としんどいんですよ。
だからそれで、女性に対してちょっと冷たい態度を取ってしまったりします。
そうすると、女性は不満に思って
「ちゃんと私にかまってよ!」
と感情的に怒ってしまうんですね。
そして嫌になってしまった男たちは
「やっぱり女はメンヘラだな」
と感じてしまうわけですな。
心が満たされずメンヘラになる
感情をぶつけてしまうということはつまり、相手に対して
「こうして欲しい、ああして欲しい」
ということを求めているのです。
難しい言葉で言うと“他者依存”な要素があるということです。
しかし、人という生き物は誰かに何かを言われてその通りに動くことは決してありません。
むしろ反発してしまうものです。
親に
「部屋を片付けなさい!」
「勉強しなさい!」
と言われて、その通りにする子供がいないのと同じことです。
ですから他者依存な考え方をしてしまうと、思い通りにならない世の中になってしまいます。
結果として心が満たされない状態が続いてしまうのですね。
そして心が満たされないゆえに、更に感情的なメンヘラになってしまうという動きなんです。
この他者依存な考え方をしてしまっている女性が実に多いのです。
そもそも男性と女性は違う生き物
ただ、女性と男性ではまるで違う生き物であります。
男性陣はそのことをしっかりと理解する必要があります。
体の作りが違う
ジェンダーレスが叫ばれる現代においては、
「男女を平等に扱おう」
「性別による違いを無くそう」
という声がよくあげられています。
それ自体は素晴らしいことだと思います。
しかし、やはり男性と女性とではそもそも体の構造から異なるのです。
生物的な役割としても、子供を産み授乳させることができるのは女性だけです。
それに女性には生理がありますよね。
生理でホルモンバランスが崩れて情緒不安定になるというのはよく聞く話です。
僕は男なので、その苦しみを理解することは永遠にできないでしょう。
もちろん、女性の生理現象についてはGoogleで調べて理屈を理解することはできますよ。
しかし、その苦しみや、それによって発生する感情の変化は絶対に分からないです。
強いて言うならば、めちゃくちゃお腹が減っているときや疲れているときにイライラするのと似た感覚なのでしょうかね。
ともかく、男性には分からない女性特有の感情があるということは間違いありません。
それを知らずに世の男性は
「女はみんなメンヘラだ~」
と勝手に抜かしてしまうわけですな。
男は一人でも生きていける。女性は一人では生きていけない
男はなんでもかんでも一人でやれてしまうことが多いです。
ですから、必要以上に他人に頼ることはしないです。
一方で女性は、社会的な生き物と言われています。
周囲の人間と協調しながら生活することが普通なんですね。
人と協調するなかで磨かれる能力が“共感する”ということです。
感情的になりがちな女性だからこそ、他者と共感することが得意なのです。
一人でなんでもやってしまう男とはやはり違いますよね。
そういう事情もあるわけで、男女の思考や行動に違いが生まれてくるのは当然だと言えます。
まとめ
男からしたら、女性の言動については理解できないことも多いのです。
だから男側からすると、「女はみんなメンヘラ」と感じてしまうのですね。
男から見るとそれは事実かもしれません。
しかし、女性には女性にしか分からないつらさや感情があるのです。
男性は女性のことを理解してあげようとする気持ちが大切ですね。
男と女はそもそも、まるで違う生き物なのですから。
男女の違いを理解したうえで、お互いに支え合っていけたら良いですね。
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