付き合っている彼女がメンヘラであると、彼女の衝動的な感情に毎日のように振り回されるため、男としては非常に苦労します。
世の中には、精神的に自立した女性がたくさんいます。
一方で他人に依存しないと生きていけないというメンヘラ女もたくさんいるわけです。
周りを見渡せばまるで地雷のように色んなところに散在しています。
そもそも、なぜ女性はメンヘラになってしまうのでしょうか。
要素は様々にありますが、一番の原因は
「誰かに愛されている実感がない」
ということです。
つまり愛の不足です。
愛が足りていないため、自分の存在意義を見出すことが難しく、とにかく誰かにかまってもらいたいと思っているんですね。
それゆえに、自立している人には考えられない子供のような言動をして、人の気を引こうとするのです。
そんなメンヘラを治すことはそんな簡単なことではありません。
ですが、改善することは可能です。
メンヘラを改善するために必要なのが、やはり
「私は愛されている」
という愛の実感です。
愛の不足がメンヘラの原因なのですから、愛の実感があれば、メンヘラは改善されていくのです。
この記事では、そんなメンヘラ化のメカニズムとメンヘラ彼女に愛を感じさせるための行動をご紹介します。
「彼女がメンヘラで困っている」
という男性に少しでも参考になれば嬉しく思います。
目次
メンヘラ化は愛の不足が原因
メンヘラになってしまうのは愛が足りていないからなのですが、そのメカニズムを簡単に説明します。
人間という生き物は、
「誰かに愛されたい」
「誰かに認められたい」
という欲求を誰もが持っています。
親や友達、恋人、あるいは職場の上司や同僚から大事にされているという実感があると、それだけで
「自分はここにいていいんだな」
と自分の居場所があると思えるんですよね。
これによって、人は大きな安心感と充実感に包まれます。
簡単な話、この欲求が満たされないと人はメンヘラになるのです。
メンヘラはどうすれば人から愛されるのか、認められるのか、それが分からないため子供のように駄々をこねたりして周りの人たちの気を引こうとしちゃうんですね。
メンヘラ彼女に愛を感じさせるための3つの行動
それでは、どのようにすればメンヘラ彼女に愛を感じさせることができるのでしょうか。
その方法を3つご紹介します。
「好きだよ」と自分から言葉で伝える
メンヘラ彼女に愛を実感してもらうためにできる一番確実で簡単な方法が
「好きだよ」
「愛しているよ」
と言葉にして伝えてあげることです。
男あるあるなんですが、ついつい
「わざわざ言葉で伝えなくても分かるだろ」
と思ってしまうんですよね。
しかし、実際はどんなに彼女を愛していて優しくしたり接していても、言葉で「好き」ということを伝えるか伝えないかで彼女の安心感は大きく変わってきます。
「恥ずかしいから…」
なんて感情は非常にもったいないです。
たしかに気恥ずかしい気持ちも分かります。
でも、だからこそ大多数の男が出来ない「好き」と言葉で伝えてあげることはかっこよくてすごいことなんですよ。
そんな形で、彼氏から愛の言葉を聞くことができたら、
「私はこの人に愛されている」
とメンヘラ彼女はとても安心します。
結果として、メンヘラが改善してわざわざ人の気を引くような行動をするようなことが減っていくのです。
メンヘラ彼女はよく
「私のこと好き?」
と彼氏に聞きます。
これは前述した通り、メンヘラ女が人一倍愛を求めてしまうことが原因で言ってしまう言葉なのです。
メンヘラ彼女からこの言葉を口にされたということは、彼氏である男性から彼女に対しての愛の言葉が足りていないということです。
もっともっと、たくさん愛の言葉を彼女に伝えてあげてください。
それだけでかなり関係性は改善されることでしょう。
また、
「好きだよ」
「愛しているよ」
という言葉、一回伝えればそれで良いというわけではありません。
メンヘラに限った話ではありませんが、女性は男性から愛されているという実感を常に感じておきたい生き物です。
「1ヶ月前は好きって言ってくれたけど今はどうなんだろう?」
と思ってしまうのです。
ですから、1週間から1ヶ月ぐらい経ったら、再び
「好きだよ」
「愛しているよ」
と伝えてあげてください。
愛の言葉はしつこいぐらい頻繁に伝えてあげるぐらいがちょうど良いのです。
これができるだけで、彼女のメンヘラはかなり改善されます。
「頑張ってるね」「すごいね」と褒めてあげる
メンヘラは「愛されたい」の他にも、
「認められたい」
という感情も強く持っています。
「いつも仕事頑張ってるね!」
「すごいね!俺にはできないことだよ」
と褒めてあげることで、メンヘラは自分の存在を認められた実感を得ることができます。
メンヘラに限らず人はみんな誰しもが、「認められたい」という欲求を持っているものです。
それは僕もそうですし、この記事を読んでいるみなさんも同じだと思います。
メンヘラの場合、それが人一倍強いのです。
そのため、認められた時の喜びも2倍です。
実際には大したことをしていないかもしれません。
ですが、何をしているかはここでは関係ありません。
大事なのはメンヘラ彼女自身が
「私はこんなに頑張っているのに、誰も認めれてくれない…」
と思ってしまうことがメンヘラをより悪化させてしまうということなんですね。
ですから、彼氏から見て、そんなに頑張っているようには見えてなくてもしっかりと褒めてあげる。
褒めてあげることで、彼女に自信がついて、結果として良い方向に進んでいくのです。
本音と建前とは良く言ったものですが、なんでもかんでも正直に伝えれば良いという訳でもないんですね。
心のケアが一番大事なんです。
話をよく聞いてあげる
また、メンヘラ彼女の話をよく聞いてあげるということも非常に大切です。
女性は
「誰かと気持ちの共有をしたい」
「共感して欲しい」
という思いが男性よりも、強いものです。
ですから、一般的に男性よりも女性の方がおしゃべりな人が多いんですね。
そしてメンヘラ女の場合、その傾向がより強いです。
「今日はこんなことがあったよ!」
「新しい洋服買ったんだ~」
といった、男としては正直どうても良い話もしてくるでしょう。
ですが、そこで
「ふ~ん」
「へぇ」
「あっそう」
という冷たい態度を取ってしまうと、メンヘラ彼女はひどく傷つきます。
「お~すごいじゃん!」
「それは大変だったね!」
「お、どんな服買ったの!?」
といった具合に少しオーバーリアクションなぐらいの反応をしてあげるぐらいがちょうど良いのです。
慣れないうちは疲れるかもしれませんが、男も男でこういう対応に慣れてくるものですよ。
また、自分から自分の話をしないタイプのメンヘラ彼女もいるでしょう。
その場合は、男性の方から
「いつもと違う服装だね!」
「その服どこで買ったの?」
「いつもより輝いているね!何かあった?」
と褒めたり気遣いながらも、女性が話をしやすい雰囲気を作ってあげることも大事なことですよ。
ついつい男は自分の自慢話なんかをしたくなってしまいがちです。
しかし、女性、特にメンヘラ女は男の話を聞くよりも、自分の気持ちを聞いてほしいという思いの方がはるかに強いです。
男としては
「話す2割、聞く8割」
という意識を持つぐらいがちょうど良いのです。
それでも、ついつい自分のことをたくさん話してしまうんですけどね。
少しずつでも、メンヘラ彼女の話をよく聞くという意識を持ってみてください。
まとめ
女のメンヘラ化は愛の不足が原因です。
そんなメンヘラは愛されている実感によって収まっていくものです。
- 「好きだよ」と自分から言葉で伝える
- 「頑張ってるね」「すごいね」と褒めてあげる
- 話をよく聞いてあげる
といった、メンヘラ彼女が「自分は愛されている」「認められている」という実感を得ることができるようなことを彼氏がしてあげることで、メンヘラは大きく改善されます。
上記3つのことは男としては、なかなか気恥ずかしくて難しく感じる人もいると思います。
しかし、少しずつ実践していくうちにだんだんと慣れていき、そのうち自然にできるようになっていきます。
それに、全部お金も手間もかかりません。
意識をちょこっと変えるだけです。
彼女のメンヘラを改善したいと思っている男性にとって少しでも参考になれば嬉しく思います。
ただし、最後に注意なのですが、重度なメンヘラの場合、改善の見込みがないこともあります。
そうすると、支えている男性の方に大きな負担がかかり、こちらが力尽きてしまうこともあります。
その場合は、無理せずに距離を取ることも検討してくださいね。
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