ブログを運営している人ならば、避けては通れない道があります。
「更新が行き詰まる」
ということです。
- ネタが思いつかないし、ブログを書き続けるの疲れた
- 更新してもアクセス伸びないし、もうブログ辞めてしまおうか
- もう1か月以上更新してないし、今更書くこともないよなぁ
という境地に至り着いてしまい、ブログを書く気力が無くなってしまう人も少なくないんですよね。
僕自身が今、まさにそんな状況にあります。
そして、ブログ界隈からフェードアウトしていってしまう人もかなり多いんです。
僕はこの記事を書いている現在(2020/10/20)からおよそ4年前から、多くのブログを愛読してきました。
当時は仕事で非常に悩み苦しんでいたので、救いを求めるように色んな人のブログを読んでいました。
今思い出せるだけでも10サイト以上はブックマークして毎日見ていたと思います。
そして現在、当時お世話になったブログを振り返って見てみると、なんとその9割方は更新が止まっているんです。
URL自体が消滅しているブログも結構あります。
今は、転職によってかつての仕事の悩みは解消されている僕ですが、昔お世話になったブログが無くなってしまっていたり、止まっているのを見るとやっぱり少し寂しくなります。
どのブログも決して小さいものではなく、どれも100記事以上はある、そこそこにでかいブログだったと思います。
そこまでブログを成長させてきた人たちでさえ、ブログ更新を辞めてしまうのです。
では、なぜ人はブログを辞めてしまうでしょうか。
今回は、ブログが続かない理由と解決策を自分なりに考えてみたのでご紹介したいと思います。
ブログ更新に行き詰まっている人に少しでも参考になれば幸いです。
目次
ブログが続かない理由
自分の書きたいことを書けるとは限らない
ブログって必ずしも自分が書きたいことを書けるとは限らないんですよね。
正確には
「ブログ開設当時は好きなことを書いていたけど、徐々にその傾向が薄れてくる」
といったところでしょうか。
ブログを始める際に、どのようなジャンルを主にするかというと
「自分の得意なこと」
「自分の経験から書けそうなこと」
を選ぶ人が多いと思います。
- IT技術に詳しい人ならば、IT系のブログ
- 経済に詳しいならば、経済説明系のブログ
- 過去につらい経験をしているならば、その解決についてのブログ
などなど…
僕自身も、メンヘラ彼女に苦しめられたつらい経験を元にこのブログを立ち上げました。
さて、ブログを始めて間もないころは書きたいことがたくさんあります。
モチベーションも高く記事ネタに困ることはありません。
だから、とんとん拍子で記事数を積み上げていくことができます。
しかし、それもせいぜい20,30記事まで。
徐々に書くことがなくなっていきます。
割とすぐに自分の知識や経験から書けることが底を着いてしまうんですよね。
だから、ブログを書き続けるためには、無理やりネタをねじ込むような作業が必要になってきます。
でも、それって結構苦しいことで、もはや自分が好きなことを書いているのかよくわからなくなってくるんです。
また、自分が書いているジャンルに対する情熱も永遠に続くとは限りません。
僕の場合、メンヘラ彼女に苦しめられたのが、およそ4年ぐらい前の話ですから、今となってはどうでもよいと思ってしまっているのが現状です。
そんな状態でメンヘラに関する記事を書くことにモチベーションが上がるわけがないですよね。
このようにブログを続けていると、段々と自分が好きなことを書けなくなってくるんです。
でも、ブログの統一感を出すためには、最初に決めた分野で書き続けるしかない。
だから、苦しくなってしまう。
それが続かなくなる要因のひとつです。
結果が思うように出ず、数字を追いかけるのに疲れる
ブログを始める前は、
「たくさんの人に読んでもらえるんだろうなぁ」
「広告収入たくさん稼いでやるぞ!」
という期待があります。
でもまぁ、この記事を読んでくれているみなさんなら分かると思いますが、実際は全然結果が出ません。
100記事書いても、せいぜい月間PVは5000~10000とか。
アドセンスを張り付けても、1000円2000円稼ぐのが精いっぱい。
心を込めて書いた記事を誰も読んでくれない….
強い期待をしていた分、たいした結果が出ないことに思わずため息も出てしまいます。
そんなこんなで数字を追いかけるのに疲れてしまって、嫌になってしまうんですよね。
ブログを書くことに疲れる
単純に書くこと自体に疲れてしまうという問題もあります。
ブログに対するモチベーションも人それぞれ波があって、今まで楽しく記事を書いていたのに、突然めんどくさくなってしまうことなんて普通です。
文章を書き続けるのってかなり頭使うし、疲れます。
また、
「毎日記事を書く!」
などのノルマを掲げてブログを始めた人の場合、途中でこれを達成することが難しくなってきます。
すると、ブログに追われているような感覚になり、苦しくなります。
そして、ノルマが達成できなくなると、
「もういいや」
と全てを投げ出したくなってしまうのです。
結果が出ない上に、書きたいことも書けなくなってくる、さらに書くこと自体に疲労を感じるようになると、そりゃブログもやめたくなりますよ。
ブログが続かないときの考え方と解決策
ブログが続かない理由を見てきました。
それでも、心のどこかでは
(ブログを継続していきたいなぁ)
と思っている人も多いのではないでしょうか。
では、ブログが続かない状態になったときにどのようにすれば、その境地を脱することができるのでしょうか。
しばらく更新をお休みする
まずは、ゆっくり休みましょう。
ブログに疲れてしまうのは、自分で自分に重いノルマを課してしまっているからです。
- 毎日記事投稿しないとPV数が伸びないから
- 1日でも投稿が遅れてしまうとダメな気がする
- ここまで毎日投稿してきたから、その流れが絶たれるのが不安
といったプレッシャーを自ら作っている人も少なくありません。
でも、実際はちょっとやそっと更新が止まっているからとPV数が落ちることはありません。
このブログも長い時には3か月以上何も書かずに放置してしまっている時期がありました。
それでも、そこまでPV数は変わりませんでしたし、今でも問題なくブログを続けられています。
ですから、ブログ更新に疲れてきたら、一度更新を中断してみましょう。
どんなことにも言えることですが、とにかく疲れたら休む!
これがブログを続けていく中で特に大事なことです。
ブログを書くモチベーションが戻ってきたら、再開すればよいのです。
それでも、十分PV数は右肩上がりになりますよ。
他の人のブログをひたすら見る
ブログを書くのに疲れたら、他の人のブログを眺めるのもよいことです。
自分と同じような境遇にあるブロガーさんも多いです。
ブログが続かないのは自分だけじゃないと分かるだけでも、救われた気持ちになれます。
また、他のブログを見るとレイアウトや文章の書き方に新しい発見が見つかるかもしれません。
おすすめです。
何も考えずに今の心境を素直に書いてみる
前述の通り、ブログが続かない理由のひとつが自分の書きたいことが書けないということです。
その根底は、やはりユーザーファーストという前提があるからなんですよね。
ブログを読んでくれる人のためになることを書かなくてもいけないと縛られてしまうんですよね。
もちろん、それは大事なことなんですが、あまりにも固執してしまうと疲れちゃいます。
実際ブログというのは自分の思っていることを自由に書くものです。
だから、一度ユーザーのための記事を書くのを止めて、自分のための記事を書いてみましょう。
そのとき、いつも決めている文章作成時のルールなんかは撤廃してもよいです。
例えば
- 気分が乗ったら書く。気分が乗らないなら書かない
- いつもは1記事2000文字以上にしてるけど、文字数を気にしない
- 見出しも作らなくていい
- なんなら、誰にも見てもらえなくていい
といった具合に。
いろいろな縛りを撤去して、文章を書いてると本来のブログの楽しさが蘇ってくると思います。
それに案外、自分の悩みを書いてみるだけでも誰か一人の心に響いてくれるものですよ。
完璧主義をやめる
ブログに関しては完璧を目指すのは良くないことかもしれません。
仮に自分にとっての100%が誰かにとってはまるで役に立たないかもしれないし、逆に自分にとっての30%が心に響くときもあるでしょう。
だから、完璧な記事を書くことに拘らず、書いてみましょう。
誤字脱字があっても別にいいです。勝手に読み手が脳内変換してくれます。
ブログってのはそれぐらい気楽にやっていけばいいんですよ。
別に誰かに管理されているわけでもないので、何かやらかしてもリスクは0です。
自分のルールに捕らわれず色々試していきましょうね!
まとめ
ブログを書いている人のほとんどがどこかで更新を断念してしまうものです。
なぜなら、ブログはすごい疲れるし、成果もなかなか出ないから。
でも、自分のペースでコツコツとやっていくだけでも確実に結果は出ていきます。
大事なのは辞めないことです。
疲れたら休憩して、また書きたくなったら書けばいいのです。
そのときは、自分の書きたいことや今の心情を自由に書いてみてください。
そうすると、書くことが再び楽しいものになってくるかもしれないですよ!