見返りを求めると人生はつらくなる

あなたは自分の人生が楽しいですか!

もし「Yes!」と自信を持って答えられないのなら、それはあなたが自分の行為に対して何かしらの見返りを求めているからかもしれません。

見返りを求める生き方をしていると人生がつらくなってしまいます。

今回はそんな見返りを求める人生と楽になる方法について書いてみました。

Sponsored Links

見返りとは

そもそも見返りとはなんでしょうか?

見返りとは以下のように定義される言葉です。

相手のしてくれたことにこたえて何かをすること

つまり、

「私が彼にこんなに尽くしているんだから、彼も私のこと大事にしてくれるよね」
「俺は仕事をこんなに頑張っているんだから、上司からの評価も上がるはずだ」
「ブログを頑張って更新しているんだから、ビューも上がって収益もたくさん出るはずだ」

こういった 自分が行った行為によって何かしら自分のメリットになることが発生することを期待する ことが 見返りを求める ということなのですね。これは意識せずとも人間ならば誰しも持っている考えですよね。こんな記事を書いている私自身ももちろんそうですし、あなたもそうかもしれませんね。

しかし、実はこの考え方が人生をつらくしてしまう落とし穴なのです。

見返りを求めると人生がつらくなる理由

なぜ、見返りを求めると人生がつらくなるのでしょうか?

満足のハードルが高くなる

その理由のひとつが満足のハードルが高くなってしまうことです。

満足のハードルが高くなってしまうと、それを越える満足感を得ることができなければ不幸を感じてしまいます。

もしかしたらあなたもピンと来てるかもしれませんね。

たとえば上の3例を見てみましょう。

「私が彼にこんなに尽くしているんだから、彼も私のこと大事にしてくれるよね」

この「私」は、「彼に尽くす」という行為で「彼も私のことを大事にする」ということを最低限として期待しています。「彼に尽くした」結果「彼が私を大事にしてくれなかった」場合、どうなるでしょうか?

そう、「私」は不幸を感じて人生がつらくなります。

また、「彼が私を大事にしてくれた」としてもそれは「私」の想定内の当たり前のことです。そのため、彼が大事にしてくれているに関わらず幸福度としてはそこまで高くなりません。

「俺は仕事をこんなに頑張っているんだから、上司からの評価も上がるはずだ」

この「俺」は、「仕事を頑張る」という行為で「上司からの評価が上がる」とうことを最低限期待しています。「仕事を頑張った」結果「上司からの評価が上がらかった」場合、「俺」は仕事に対するモチベーションがガタ落ちですよね。

「ブログを頑張って更新しているんだから、ビューも上がって収益もたくさん出るはずだ」

収益目的でブログを始めた方なら分かるかもしれませんね。僕もそうでしたから(笑)

もう説明は不要だと思います。この人は「ブログを頑張って更新する」結果「ビューが上がり収益が出ること」を最低限期待しています。

ですから、「ブログを頑張って更新」しても「収益が出ない」と落ち込んでしまいます。

そして、モチベーションも下がってブログが続かなくなります。以前の僕もそうでした。

他人の好意を疑ってしまう

満足のハードルが上がる。それだけではありません。見返りを求める人は無意識のうちに自分も他人に見返りを求められていると勘違いしてしまいます。

ちょっと極端になってしまいますが、例えばあなたの友人が何気なくご飯をおごってくれたとします。もしあなたが見返りを求める人ならば、これには何か裏があるなと疑うようになってしまいます。

その結果、あなたは友人の奢りを気持ちよく感じることができません。友人は何もあなたに見返りを求めず、本物の好意で奢ってくれたにも関わらずです。

あなたが見返りを求めずにご飯を奢れる人間ならば、反対に人の好意も素直に受け止められ、お互いに心地よい人間関係を築いていけます。そしてそれがあなたの幸福になります。

見返りを求めない自分になる方法

見返りを求めることが当たり前になってくるとどうしても人生はグレー色になりがちです。ここは、ひとつ見返りを求めない自分になってみると良いかもしれません。

結果を期待せず行為そのものを楽しむ

少し見方を変えてみます。あなたが行う行為に対しての結果を気にしないでその行為を楽しむことです。

3例を見てみましょう。

「私が彼にこんなに尽くしているんだから、彼も私のこと大事にしてくれるよね」

これは

「私は彼に尽くすことが楽しい!」こう。

「俺は仕事をこんなに頑張っているんだから、上司からの評価も上がるはずだ」

これは

「俺は仕事を頑張るのが楽しい!」こう。

「ブログを頑張って更新しているんだから、ビューも上がって収益もたくさん出るはずだ」

これは

「ブログを更新するのが楽しい!」

こうなります。

ね、簡単でしょ!

「いやそんな簡単じゃねーよ」という声が聞こえてきそうです。

…..

ところであなたはゲームは好きですか?最近はあまりやらない人が多いですかね。でも、子供の頃は好きだった方が多いかと思います!僕はポケモンが大好きでした!今も好
きです!赤緑金銀ルビサファブラックホワイトXYサンムーンと数多くのシリーズをプレイしてきました。

で、一人でポケモンをプレイしているうちに実は他にもポケモンをプレイしている友達がいることが判明しました。当然彼とは仲良くなり、一緒に遊ぶことが多くなります。その結果、僕は幸せな時間を過ごすことができました。

では、なぜ僕はポケモンを通して友達と幸せな時間を過ごせたのか。それは

「ポケモンをプレイすることが楽しい!」

からです。もし僕が

「ポケモンをプレイすることで仲の良い友達を作りたい」

と思っていたら、あの幸せな時間を得ることはできなかったと思います。なぜならば、ポケモンをプレイすることで期待する満足のハードルが高くなるからです。

そして、一人でプレイすることでは満足できないのですぐに辞めてしまいます。その結果、仲の良い友達を作ることもできなかったでしょう。

ゲームに限りません。仕事でも恋愛でも同じです。それ自身を楽しむことができれば、その結果何かを得られなくてもあなたは満足できます。そして、万が一期待していなかったのに何か得ることができたらものすごく幸せですよね。

少し強引な例ですが、行為そのものを楽しむというのはこういうことです。

…..

ですから、先ほどの3つの例も結果を期待せずに

「彼に尽くすこと」
「仕事を頑張ること」
「ブログを更新すること」

を楽しめればあなたの人生は劇的に楽しく幸せになります。

もしかしたらその結果、僕がポケモンを通して仲の良い友達ができたように

「彼が私を大事にしてくれるようになった」
「上司から評価されるようになった」
「ビューが上がり収益が出るようになった」

なんてことになるかもしれませんね!そしたらものすごい幸福感を感じることができます。

行為そのものを楽しむ。逆にどうしても楽しいと思えないことは無理しなくていいんですよ。

「彼に尽くすこと」が楽しく無ければ尽くさなくていいんです。「仕事を頑張ること」が楽しく無ければ頑張らなくもいいんです。

でも、いきなり諦めては欲しくはないです。あなた自身で楽しくできないかな?と工夫してみることも検討してみてくださいね。

まとめ

自分がすることに対して見返りを求めてしまうと満足のハードルが上がってしまい人生つらくなりがちです。

自分が行っていることそのものを楽しむようにして、見返りを求めるない自分になると気持ちがスッとしますよ。

それでは、今回はこんなところで!

 
Sponsored Links

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です