こんにちは、わにてぃです。
僕は現在、北海道のスキー場でリフト係のリゾートバイトをしています。
まだ北海道に来てからまもないですが、今日で5日経ちました。今日はバイトが休みなので、一週間やってみた感想を書いてみたいと思います。
まぁ結論は題名通りなんですけどね。
リゾートバイトなんてやる意味ありませんわ
それではリゾートバイトの実態をご覧ください。
目次
リゾートバイトをやってみようと思った理由
会社を退職した僕は色々な経験をしてみたいという気持ちがありました。
そんなときにふと色々な人のブログを見ていたら、リゾートバイトに関する記事を見つけまして、そこから興味を持ち始めたのですよ。
「リゾートバイト 体験談」
とかでGoogle検索をかけると、
「やってよかった!」
「良い経験になりました!」
「一生の友達ができました!」
とかの体験談がトップに出てきますよね。
「これだ!」
と思って僕はリゾートバイトをやってみようと思ったわけです。
で、ちょうど季節が12月に差し掛かるときに退職になるので、せっかくなので冬にしかできないスキー場にしました。
北海道を選んだ理由はただ単に来たことが無かったからです。ただそれだけの理由ですわ。
リゾートバイトに求めていた理想と現実のギャップ
そして僕は期待に胸を膨らませて北海道に降りたったわけです。
しかし、待ちかまえていたのは残念な現実でしたよ。
魅力的な人たちに出会えると思っていた
およそ3ヶ月もの間住み込みでバイトをするということは、全員がその段階では仕事をしていない人ですよね。
つまり学生でもない限り、いわゆる普通の人はいないということです。普通では無い魅力的な人がたくさんいるんだろうなぁと思っていたわけですよ。
ええ、確かに普通の人はいませんでした。でもはっきり言ってそれは悪い意味でです。モラルに欠けるような人がたくさんいます。
・仕事に慣れていないバイトに対する陰口をボロクソに言う先輩
・やたら馴れ馴れしいやつ
・ルームメイトの迷惑を考えずに大音量で音楽を流すクソ野郎
・寮の共有物に落書きし出すやつ
こういう人たちですね。
また、何年もこの仕事をしている人たちとも話をする機会がありました。その中で、お互いの出身地や年齢、職歴の話が出てくるわけですよね。
それで分かったことなんですが、大半がただなんとなく仕事をしている人でした。人生を半分諦めている感じの方もいました。
僕も自分のことについて軽く自己紹介しました。
・地方の中堅国立大学卒業
・正社員でIT企業に2年勤めていた
これだけで、なぜかエリート扱いされました。しまいには
「そんなエリートがこんなとこにいちゃダメだよー」
と言われましたね。もちろん、彼らは冗談で言っているだけですよ。でも、僕は内心
「確かにそうだな」
と思ってしまいました。
正直もっと凄い人がいると思っていました。でも、実際には一緒に過ごして自分の人生にプラスになりそうな人はいませんでした。
凄い人は、リゾートバイト地にはいないのです。ここにいると自分はダメになる。そう思わざるを得なかった。
楽しい寮生活だと思っていた
たまたま僕がルームメイトに恵まれていなかっただけかもしれませんが、上記のような人たちと一緒に暮らしていてもストレスが溜まるだけです。
彼らに心を開く気には全くなれず、勤務終了後、僕はささっと飯食って風呂入って、ぱぱっと寝ています。
まぁ、これは心を閉ざしている僕自身にも問題があるのかもしれませんがね(苦笑)
とにかく、なんとなくイメージしていた楽しい生活はここにはありませんでした。
毎日スノボを楽しめると思っていた
僕は大学時代からの友人と毎年スノボ旅行をしていました。思い返せば楽しい旅行ばかりでした。
でも僕は気付きました。
スノボそのものが好きというわけではない。あの友人たちと一緒だったから楽しかったのだとね。
みんな初心者の状態から始めて、お互い切磋琢磨しながら毎年少しずつ成長していく。その過程が楽しかった。
また、自分が盛大にこけたり友人がこけたりするところをお互いに笑いあえるあの感じが好きだった。
スノボそのものが好きというよりは気の置けない友人たちとやるからこそスノボは楽しかったんですよ。
だから、リゾートバイトのすきま時間に滑っても正直何も楽しくないのです。滑る気にもなりません。
ここに来るまでは、「毎日滑れて嬉しいぜ!」とか思っていましたが、そんなことは無かった。
リゾートバイトの率直な感想
「リゾート地でのアルバイト」
響きは非常に良いですよね。でもね所詮はアルバイトなんですよ、場所が変わっただけでコンビニのバイトと何も変わりません。
何もスキルが身に付かない
短期間のバイトなので何かスキルが身に付くわけでもありません。
僕がやっているリフトのアルバイトの仕事内容はこんな感じです。
・雪が積もったら雪かき
・リフトに乗ってくる人の誘導
・危険があったらリフトを止めて園内放送する
休憩を挟みながらこれらの担当をローテーションする。以上。
この5日間、雪かきしながら
「俺こんなところで何してんだろ…」
と何回思ったことか…
リフトの操作方法や雪かきのやり方を覚えたところで、その知識が使えるのはこのバイト中だけ。
まぁ、楽な仕事ではありますよ。でもね、時間を無駄にしている感がものすごい。それならその時間を使ってネットビジネスの仕組みを作ったり、ブログを書いていた方がよっぽど自分の人生のためになります。
もし組織で働くとしても、間違いなく正社員の方がいいです。少なくとも僕はリゾートバイトをしている今よりも、前の職場で勤務しているときの方がよっぽど充実していました。
リゾートは旅行で来るべき
白銀の世界でスノボードやスキーを滑り、その後は温泉に入り、ホテルの部屋でみんなとプチ飲み会をする。
これってすごい楽しいですよね。でも、やっぱりこれは尊敬できる仲間たちとレジャーで来ているからこそ楽しいんですよ。
北海道のような人気のリゾート地にいても仕事が目的だと途端につまらなくなります。白銀の世界に感動なんてひとかけらもありません。
むしろ、リゾート地って立地が悪いので生活がめちゃくちゃ不便なんですよ。長期間いる場所では無いなと思います。
僕の場合、北海道ですと趣味のランニングや水泳をする場所もありません。
みなさん、リゾート地には旅行で来ましょう。
まとめ
リゾートバイトの経験をすることができる人はそんなに多くないと思います。
それ故に初めてやる人は過度な期待を持ってしまうものです。
場所はリゾート地ですが、やっぱりアルバイトはアルバイトなんですよ。
高圧的な先輩もいるし、アルバイトだからと見下した態度を取ってくる先輩もいます。
僕のようになんとなくのイメージで来ると得られるものが何も無く、ただの時間の無駄になります。
もちろん、ちゃんとした目的があってやる人もいるし、やりがいを持って楽しくやっている人もいますよ。
もし、あなたがリゾートバイトに興味を持っていて、やってみようと思っているならば、目的をもう一度考えてみてくださいね。
参考記事