「付き合っている彼氏が、メンヘラかもしれない」
そう気付いた時。逃げるのではなく、
「治してあげたい!」
と考えるのが、メンヘラ男に目をつけられやすい、優しいタイプの女性です。
好きで付き合ったメンヘラ彼氏。
「彼のメンヘラが治れば、普通のカップルに戻れるはず……」
つい、そう思ってしまうでしょう。
ですが、幼い頃から形成されてきた、メンヘラ彼氏の性格をがらりと変えるのは非常に困難です。
メンヘラから完全に脱却させるのではなく、今すぐできる改善の取り組みからスタートしてみましょう。
目次
彼氏のメンヘラを治したいのは何故?
最初は好きで付き合い始めた二人。
それなのに、いつしか頭の中が、メンヘラ彼氏を治すことでいっぱいになっていませんか?
そう思い始めたのは、メンヘラ彼氏が次第に本性を明かしてきたからです。
付き合う前は、“優しくていい人”に見えたメンヘラ彼氏。
ところが、ささいなことで罵倒されたり、自由がないほど束縛されたりしているうちに、
「想像していた恋愛と違う……」
という気持ちが芽生えていきます。
ところが……。
メンヘラ彼氏は自分が居心地の良い関係をどんどん作ろうとしています。
そんな状況で、女性が思いを伝えても、話し合いにすらならない例がほとんどでしょう。
それでも、少しでも二人の関係を良くしたいと考えた結果が、
「メンヘラを治そう!」
という結論と言えます。
別れないのであれば、メンヘラを減らすに越したことはありません。
次に紹介する5つの取り組みで、メンヘラ彼氏との関係を見直していきましょう。
メンヘラ彼氏を改善する5つの取り組み
それでは、メンヘラ彼氏のメンヘラ度を下げる、具体的な取り組みをご紹介いたします。
メンヘラ彼氏の性格やストレス度合いを見極めた上で、できそうなことから始めてみましょう。
取り組みその1:相手を否定しない
メンヘラ彼氏は自分に自信がなく、
「どうせ俺なんか……」
という言葉をよく使います。
その時に、一緒になって、
「そういうところ良くないと思ってた」
などの言葉で、話に乗ってしまうと、メンヘラ度合いが深刻化してしまいます。
メンヘラ彼氏を改善したいなら、常に、
「そうだね」
「分かるよ」
と共感するようにしましょう。
地道に続けることで、自信を取り戻せる可能性があります。
取り組みその2:原因となった過去に寄り添う
生まれつきのメンヘラ男がいない訳ではありませんが、多くの場合は成長の過程でメンヘラを発症しています。
- 子ども時代にいじめられた
- 親とうまくいかなかった
- 勉強や運動が思うようにできなかった
- 裕福ではない家庭に生まれた
このようなマイナス要因を、深く捉えてしまう性格の場合、メンヘラ男にどんどん変化していくでしょう。
メンヘラ彼氏は、
「過去の辛かった体験を、誰かに聞いて欲しい」
と心の中で思っています。もし、メンヘラ彼氏の方から話すことがあれば、親身になって聞き、
「大変だったね」
「○○君が悪いんじゃないんだよ」
と味方になってあげましょう。
理解してあげることで、過去の自分から解放され、自分と周囲を比較したり、妬んだり、という行動が減っていきます。
取り組みその3:愛情の深さを強調
メンヘラ彼氏は、彼女からいつ別れを切り出されないか、毎日ヒヤヒヤしています。
別れを防ぐため、束縛するような言葉を使ったり、他の人と連絡を取れないようにしたり、というのも良くある行動です。
彼氏のメンヘラ度を下げたいなら、メンヘラ彼氏よりも大きな愛情を示してみましょう。
「○○のことが好きだから」
と言われ時、普通に「うん」と返事をしていませんか?
メンヘラ彼氏を安心させるには、さらにもっと上。
「私の方が好きだよ」
とマウントを取るくらいの勢いで、やっと気持ちが釣り合います。
「絶対に別れるはずがない」
「○○君以外は男性と思えない」
「一生一緒にいられて幸せ」
といった言葉もメンヘラ彼氏が喜ぶセリフです。
いっぱいの愛情で満たしてあげることで、安心して付き合えるようになり、メンヘラが落ち着いていくでしょう。
取り組みその4:一緒にスポーツをする
メンヘラ彼氏の頭の中は、彼女のことでいっぱいです。
家に引きこもってばかりいる場合、余計に彼女のことが気になり、メンヘラ度がアップしてしまうでしょう。
そんな時におすすめなのがスポーツです。
スポーツしている間は、意識が運動の方に向くため、落ち込みにくくなるでしょう。
適度な運動は、ストレス発散に最適のため、気持ちがさっぱりするというメリットもあります。
インドア派、という場合は、映画館や美術館、コンサートなどでもOKです。
恋愛以外に夢中になれる時間を二人で持つことで、メンヘラを改善していきましょう。
取り組みその5:距離を置いてみる
「メンヘラ彼氏と距離をおく……」
と聞くと、少し怖く感じるかもしれません。
ですが、心の距離は近づけたまま、距離だけを離すのはメンヘラ改善に役立ちます。
この時重要なのが、
「法事で遠くの親戚に家に行かなければいけない」
「実家の母が体調を崩したから、しばらく面倒をみなくてはいけない」
など、メンヘラ彼氏が納得せざるを得ない状況を作ることです。
これまでは、会いたい時にすぐに会いに行けたけれど、現実的に無理。
という状況に置かれた時、メンヘラ彼氏側にも考える時間が生まれます。
「離れていても案外大丈夫」
「メールや電話でも安心できる」
という体験が積めれば、メンヘラが改善されていくでしょう。
無理やり治すのはメンヘラ悪化につながるのでNG!
上記のようにメンヘラ改善には様々な方法があります。
しかし、これらを無理やり強行してしまうと、メンヘラが悪化してしまうケースもあります。
彼女の態度が急に変わった時。メンヘラ彼氏は、
「浮気かもしれない」
「俺に隠し事があるのかもしれない」
といった心理になるからです。
このような失敗を防ぐためにも、実践する場合は“メンヘラ彼氏の機嫌が良い時に”、少しずつ行動へ移すようにしましょう。
また、メンヘラを改善させたいという思いが伝わってしまうと、今の自分を否定されている気持ちになってしまうこともあります。
あくまで、メンヘラ彼氏を受け止めた上で改善の行動をしていきましょう。
まとめ
彼女側が動くことで、メンヘラ彼氏を改善できるケースがあります。
「これからも付き合っていきたい!」
という場合は、メンヘラ彼氏が支配する関係をありのまま受け止めるのではなく、改善の取り組みを行ってみてください。
ただし、メンヘラ彼氏に合わせ過ぎてしまうと、彼女側が疲れ果ててしまい、心の病を引き起こす場合もあります
自分自身を守るためにも、彼氏のメンヘラ度を減らし、負担の少ない関係を目指しましょう。
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